■プロフィール

こんにちは。

KISSBABY PR部のマコです。
毎月インスタライブをご覧の皆さん、ありがとうございます!
前回はわたしの子育てをメインにご紹介させていただきました。

実は、「ペット商品」の商品企画を行うほどの愛犬家であるわたし。
そして、度々モデル犬として登場している我が家の愛犬・ミニー。

撮影では愛想よくしっぽをふりふりしているのですが、実は”元繁殖犬“なんです。

最近では、犬を飼いたいと思ったらペットショップやブリーダーで探すのではなく、
保護犬“を選択肢に入れることが勧められています。

ですが保護犬についてよく知らないがゆえに、
「なんだか複雑そう…」と敬遠してしまう人も多いよう。

保護犬とはどんな犬のことを指すのか、簡単にご紹介させていただきます。

■保護犬とは?

保護犬“と聞くとどういったイメージが浮かびますか?

「なんだか恐そう」「複雑そう」といった不安があるのも仕方がありません。

保護犬とは、何らかの理由で動物保護団体やシェルター、ボランティアグループによって保護され、
新しい飼い主を見つけるために里親探しを行っている犬のことです。

保護犬の年齢や犬種、保護された経緯は実にさまざまです。
産まれたばかりの子犬から老犬までいますし、犬種も人気の純血種から雑種までいろいろです。

飼い主さんにかわいがられてきた犬もいれば、人との生活を一度も経験していない犬、
虐待されてきた犬など、保護に至るまでの環境や人間との関係は異なります。



主な理由としては、大きく分けて以下の6つに分かれます。

・飼い主さんの都合で直接連れてこられた
・飼い主さんに捨てられた/虐待された
・迷子になった
・野良犬だった
・ブリーダーから引き取られた
・多頭飼育崩壊で引き取られた

残酷な現実ではありますが、
日本では現在1年間で 約2.7万頭 もの犬が保護され、
そのうち 約4000頭 が新しい家族に出会えないまま殺処分の対象になってしまっています。

保護犬それぞれに過去があり、人間に個性があるようにもちろん犬にも個性があります
過去の経験から、人間不信に陥ったりぶるぶる震えて動かない子、噛みついてしまう子も実際にいます。

ですが、たくさんの愛情を注ぎ同じ時間を過ごすことで
次第に心を開き、元気いっぱいの姿や愛らしい表情を見せてくれるようになります。

保護犬を迎えることは”幸せな犬を増やせる“とても素敵なこと。
ペットを探している人々にとって良い選択であり、多くの場合、感謝と幸福感をもたらします。

KISSBABYスタッフの保護犬オーナー

PR部スタッフ マコ
 
  ミニー

PR部スタッフ ナオコ

  ふく  ぼん

品質管理 ショーディー

■繁殖引退犬とは?

愛犬ミニーのような、繁殖引退犬とは、ブリーダーによる子犬の繁殖の役割から引退した後の犬を指します。

引退時期については、繁殖犬に関する様々な問題から、2021年に法改正が行われ、
飼育時のケージの大きさや、1匹あたりの出産回数・年齢などが定められました。

引殖引退犬は、そのままブリーダーが飼育し続けることは珍しく
引退後には”保護犬“として、新しい飼い主や家庭を見つける必要があります。

健康上の問題などが見つかる場合もあり、適切なケアや十分な情報収集、
そして何より“責任”ある飼育計画を立てて頂くことが大切です。

我が家で飼っているトイプードルの女の子・ミニーも、元繁殖犬。

はじめのうちはブルブルと震えお部屋の片隅から一切動きませんでしたが、
いまでは我が物顔でお家もお外も走り回っています。

子犬時代の可愛い姿を見ることができないのは少し残念ですが、
次第に心を開いて元気になってくれる様子を見るだけで幸せです。

世界各国のペット事情

●犬好きの国イタリア

イタリアは社会全体がペットを家族の一員と捉え、
国民全体の40%がペットを飼っているとされています。

飲食店や老舗百貨店もリードを付けていれば入店OK!
呼び戻しが出来れば公園をノーリードで散歩する事も可能なほどペットフレンドリーな社会です。


●一風変わっているが犬の為!アメリカ

アメリカも現在の日本の様にペット=家族
しつけやマナーに関しては専属のトレーナーに依頼する家庭も少なくないようです。

またペットに関して法律が厳しく、
飼い主の責任問題」と捉えられ罰則も細かく定められています。
またペットショップで犬を販売する事は禁止なのでペットシェルターから迎い入れるのが一般的です。


●意識と責任の高いドイツ

犬大国と呼ばれるくらい世界でもトップクラスのペット先進国ドイツ

生活の中に犬がいるのは自然な事で、どの環境でも一緒というくらい当たり前の存在です。
施設の作りや環境が充実しているので、気兼ねなくペット同伴で行ける場所が多くあります。

飼い主のペットマナーは徹底されており、教室に通わせるのも一般的で子犬の時にしっかりとしつけを行っています。
ペットショップでの販売は禁止なので、家族に迎い入れる場合はブリーダーからとなっています。


●まだまだ未熟な日本

先進国と比べてもまだまだ多くの事を学ぶ必要があるのが日本

他国と比べ自由にペットを飼う事が出来る反面、ルールや法律は諸外国に比べて確率されていません。

そのため、飼育に関してのほぼすべてが飼い主に委ねられてしまい
独自のルールや観点が存在し「人間本意」になってしまっています。

生き物を飼うための”いのちの責任“を
まず飼い主になる側が学ぶ必要があるのかもしれません。

わたしたちができること

上記のように、海外では”生体販売“が禁止されている事実もあるなか、
日本ではまだまだ”ペットショップ”が主流です。

いい意味で「自由」ですが、
一方で自由をはき違え、”いのちの責任“を簡単に放棄してしまう人がいるのも事実です。

犬と一緒に使える施設が増える事は飼い主にとっても何よりの楽しみだと思います。
より楽しい共存社会実現のためにも飼い主と犬の両者の学びが必要不可欠なのかもしれませんね。

staff マコ